高機能自閉症の症状と対策

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高機能自閉症の症状とは?

高機能自閉症の子供の症状は、常に独りっきりでいて、他人との接触をしようとしません。自分の部屋で独りでおもちゃを並べるのに夢中になったりして、そのようなときは、規則正しく、順番を決して間違えないといいます。

新聞や字の多い雑誌をめくったりするときも、上下を絶対間違えないそうです。3歳前にこんなことができるのですから、きっと頭はいいんだと思います。3歳ぐらいで感じをすらすらと読んでしまう自閉症の子供がいたそうですが、まるで哲学者のような顔つきだそうです。

それでも、誰とも交わろうとしないのです。常に独りでいたがり、人と交わろうとせず、何を考えているのかわからない。これが高機能自閉症の症状です。

高機能自閉症の症状が出る原因

なぜ子供が心を閉ざしてしまったのでしょうか?赤ちゃんのころにミルクを欲しがっても、母親が時間通りにしか与えなかったり、抱き癖をつけまいと独りきりにしていたことが心に影響したのかもしれません。もしかしたら母親が子供に愛情を持たなかったり、母親が不安症で赤ちゃんにまでうつってしまったのかもしれません。

だとしたら、楽しいことや面白いこと、嬉しいことや幸せなこともあるんだって教えてあげればいいのでしょうか?高機能自閉症という言葉だけをだけを知っていて、自閉症児の症状に現実に触れたことのない人はそう考えるかもしれません。でも自閉症はそんなものではありません。そんな単純なものではなく、言葉のもつイメージとは異なるものなのです。

高機能自閉症の症状はさまざま

高機能自閉症の子供をいろいろ調査したところ、奇妙な特徴が現れます。

普通、赤ちゃんは何かを要求しているときの声、不快を表す声、喜んでいるときの声、そしてあいさつという4つの表現(抑揚)を用います。

ところが自閉症の子供は、この4つ表現と実際の感情が不一致を起こします。つまり、本人は不快なのにまるで喜んでいるかのような表現をしたりするのです。しかもその症状は一人一人独特のものであって、共通していないのです。

そのため慣れている人ならともかく、初めて会った人なら、まったく何を考えているのか訳がわからなくなってしまいます。これが自閉症児をわからなくさせてしまう要因のひとつになるのです。

高機能自閉症の定義

自閉症の定義とは、どのようなものでしょうか?

国際的な診断基準では「ウィングの三つ組」と呼ばれる症状が基本になっています。これらの症状をもつ子どもを自閉症と診断するのです。

「ウィングの三つ組」とは、(1)社会性の障害、(2)言語コミュニケーションの障害、(3)固執性、のことで、これらの少なくとも一つが3歳以前に発症し、その後3つの症状を全て満たすとき、自閉症と診断されるのです。

高機能広汎性発達障害とは

一見わがまま、自分勝手、マイペース、落ち着きがない、変な子どもなどと評価されやすい子どもを見た場合、高機能広汎性発達障害の可能性を考えた方がいいでしょう。

広汎性発達障害では70%ぐらいは知的障害を合併しているといわれます。

残りの30%位が境界レベル以上といわれます。知能指数でいえば、70以上ということであり、これらの子供を高機能広汎性発達障害といいます。高機能広汎性発達障害を日本では3つに分けています。一つは高機能自閉症、二つ目はアスペルガー症候群、三つ目はこの二つとは特定できない場合、つまりより典型的な症状が見られない自閉症状が軽度の場合に、特定不能の高機能広汎性発達障害とよぶ3つのカテゴリーです。
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